かぐや姫

記録的な大冷害となった平成5年。「ササニシキ」のふるさと・ 宮城県でも大凶作となり、ほぼすぺての田園が壊滅状態に陥ってしまいました。そんな中、ひと際背が高く、しっかりと実を結んだ、わずか3本の稲穂が見つかりました。
これが突然変異から生まれた 「かぐや姫」。 天より授かりしお米とも呼ばれ、平成11年に新品種として登録されました。
かぐや姫の特長は適度な粘りとやさしい甘み。ササニシキよりも晩生で、 比較的育成が難しいため、食通の聞では希少米として珍重されています。